Race Reportレースリポート
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AlfaRomeo Challenge 2020 Kanto Rd.1 in 筑波
『Pole to win!!!』
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STiLENiA DRIVERS LINEUP
[AR200]No.422 内海直亮
[MiTo-R]No.1 上松淳一 No.39 西澤嗣哲
[MiTo]No.82 奥口隆弘 No.311 加藤英和
[AR150-4]No.607 関山淳
[AR150-5]No.155 森本聖
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【2020シーズン開幕】
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今年は暖冬のせいか、風はいくぶん冷たいが、穏やかな陽射しに、自然とエントラントの顔も皆、和やかだ。
今年も開幕戦がやってきた。舞台となるのは、筑波サーキット。
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アルファロメオチャレンジ2020、関東Rd.1。
サーキットの醍醐味がギュッと凝縮されたこのテクニカルで歴史のあるサーキットで、どんな白熱したバトルが間近で見られるのか?楽しみである。
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今シーズンよりABクラス(ABARTH CHALLENGE)、AR-GLT(Giulietta)クラスが新設され盛り上がりをみせる。
畑自のトン百クラブのアバプン勢も多数エントリーリストに名を連ねている。
そしてSTiLENiAのエントラントは、総勢7名となっている。
レースB・C
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毎回、身内下克上バトルが見どころのMiTo-Rクラスからは、#11 アゲマツ、#39 ヒデヨシがエントリー。#13 ぴたおは開幕戦スキップとなっている。
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MiToクラスには、統一戦をスキップした#82 ぐっちーと昨シーズンから本格参戦し始め、すっかりレギュラーメンバーとして定着した感のある#311 けんけんがエントリー。
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AR200クラスは、#422 あっず。
思えば、昨シーズンから原点回帰でAR200クラスを街乗り仕様でレースを楽しんでいる。
ここ筑波ではタイム的にもMiTo-Rクラスとがっつり絡んでのレース展開になるだろう。
アルチャレの顔となりつつあるMiToとネオクラシックになりつつある156とのバトルが見ものである。
レースA
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150-4クラスにはGTAルックの147、#607 セキジュン、150-5クラスには真紅の155を駆る、#155 モリリンが開幕戦からエントリー。
SSTにはメカに徹するよしあき、飛雄、かつじぃ、TUTU、あずぱーが集結しサポートに回る。
肉メン部長セガミンもレース後の食事会をセッティングしてくれた。
レース後の楽しみに、皆の気合いが入る。
モミはお留守番で、一人スティーレを切り盛りしているそう。
11:45からプラクティスが始まる。
そこから切れ目なく各クラス予選、決勝と短期決戦となるため、各自決戦の準備に取り掛かる。
【#155 モリリン初のPP!】
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レースA予選、エントリー19台のうち、アバプン勢が14台と賑やかだ。自己ベストから言っても#155 モリリン、#607 セキジュン共に総合優勝が十分狙えるだけに予選アタックに期待が掛かる!
そして総合トップに立ったのは、#155 モリリン!
気負いのない落ち着いたドライビングで、5/5Lapで1’10.454を刻み、レースAのポールポジション(PP)を獲る。総合1位/クラス1位。
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#607 セキジュンもリズムに乗れた走りで、同クラスPAZZO #93 147TSに続き、1’10.952で総合3位/クラス2位と好位置に着ける。
【STiLENiAのトップは?】
続くレースB・C予選。エントリー24台のうち、STiLENiAからは5台が参戦。
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STiLENiAトップは#39 ヒデヨシ!
1’08.539で総合7位/クラス1位とMiTo-Rクラストップを獲る。
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続いて、#422 あっず 1’08.767で総合8位/クラス1位とヒデヨシの後ろに着ける。
プラクティスで2’10台しか出なかったので、焦っていたが’8台が出て一安心。
ヒデヨシとアゲマツの間に割って入り、決勝ではどういうレース展開になるのか?見どころの一つになる。
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充実した昨シーズンだった#1 アゲマツは、1’08.933と少し出遅れ、総合10位/クラス2位。
プラ時のダンロップでも、フロントブレーキ辺りから一瞬スモークが出て、マシンが完調じゃないのが見て取れる。
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MiTo-R勢に続き、MiToクラストップに立ったのは#82 ぐっちー。1’09.717で総合15位/クラス1位。
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#311 けんけんは1’11.050で総合21位/クラス4位。決勝で表彰台を狙う。
【#155 モリリン、トップを守りきれるか?
後方はプントワンメイク!】
今回、決勝は12Lapと長丁場となっていて、抜きどころのない筑波でミスをしない走りと集中力が鍵となってくる。
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レースA決勝、1コーナーから下りヘアピンの先頭をきって真紅の155が立ち上がってくる。
続いて#93 147TSが、さらに#607 セキジュンが続いていく。
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後方からは恒例の畑自ワンメイクともいえる14台が雪崩れ込んでくる。
これだけの同型車が列をなしてせめぎ合い間合いを図りバトルしている様はレースをしている方も観ている方も楽しく自然と笑みが溢れる。
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#155 モリリン、序盤、#93 147TSに距離を詰められるも巧みなライン取りで、猛攻をかわし、6Lapには1’10.361のBest Time。
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終盤、疲れが見えるなか追われる立場のプレッシャーに耐えながらも12Lapの長丁場を集中力を切らすことなくポールポジションを守りきり見事ポールトゥウィン!。総合1位/クラス1位。
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#607 セキジュンは、ランクアップを狙うが4Lap目の最終コーナーでコースアウトし、タイムロス。その後はコンスタントに1’11台を重ね、総合3位/クラス2位(Best 1’10.920)。
【敵わない速さ】
レースB・C決勝。
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シグナルスタートから、各マシン一斉にエグゾーストをかき鳴らし1コーナーを回る。
S字へ続く緩やかな下り勾配を駆け抜ける。TEZZO #23 4Cを、#10 はたのっちが追いかける。
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予選7番手、MiTo-Rクラストップの#39 ヒデヨシが快走を続けている。
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#422 あっずとMR200クラスのPAZZO #22 147TSに阻まれて#1 アゲマツが前に出られない。
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今日の#39 ヒデヨシは速かった!
相性の良い筑波、3グリッド後方で蓋をされている#11 アゲマツの猛攻の心配もなく、精神的に落ち着いてドライビングに集中できた。
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#11 アゲマツはマシンが曲がらないセッティングに苦しみ、総合8位/クラス2位(Best 1’08.803)に終わる。
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#422 あっずは2Lap目にPAZZO #22 147TS、#11 アゲマツにオーバーテイクされる。#33 4Cに阻まれるもこの狭い筑波でなんとかオーバーテイク!
#11 アゲマツに追いすがるも終盤に失速し、総合9位/クラス1位(Best 1’08.867)。
やはり12Lapは長丁場。体力、集中力が後半もたなかったようだ。
中団では続々と各マシンが雪崩れ込んでくる。
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#82 ぐっちーはジュリエッタとブレラに挟まれながらMiTo-Rクラスの#24 大蔵選手を追うも1ランクダウンの総合16位/クラス1位(Best 1’10.544)。
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#311 けんけん。予選では’10台を狙うも出ず、決勝でも中団に揉まれ順位を落とすも、同クラス上位車両がリタイア。Best 1’11.816で総合20位/クラス3位。予想だにせずうれしい表彰台を掴む。
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こうして2020年開幕戦は幕を閉じた。
新たなシーズンを迎え、クラス替えで新たなステージに挑むメンバーもおり、それぞれが日常生活とレースの両立を図ろうとしている。
初戦から各クラスで見応えのあるレースを展開し、今シーズンもそれぞれの挑戦を見届けていきたい。
次戦、関東Rd.2は2/22、FSWにて開催。
2020シーズンもSTiLENiA各マシンの織り成す熱いドラマに期待したい。