埼玉県川口市のイタリア車専門店 ースティーレー

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Race Reportレースリポート

 AlfaRomeo Challenge 2019 Kanto Rd.3 in 筑波

 

『10年目の歓喜

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STiLENiA DRIVERS LINEUP
[SR2]No.22 猪股義周
[MR300]No.3 木村隆哉 No.56 高田康史
[MR200]No.77 瀬上透
[AR MiTo-R]No.1 上松淳一 No.13 高梨宏幸  No.39 西澤嗣哲
AR MiTo]No.11 伊藤由明 No.32 奥口隆弘 No.311 加藤英和
[AR150-4]No.607 関山淳 
[AR150-5]No.155 森本聖
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【2度目の開幕戦】
「おかえりなさい!
アルチャレのエントリーから暫く遠ざかっていた#3 きむぅー、#155 モリリンがこの筑波に参戦し、STiLENiAのピットが活気づいている。
例年、FSWで開かれていたKanto Rd.3は、オリンピックのプレイベントで使えず、開幕戦以来の筑波サーキットに場所を移して開催されることになった。
#25 長老や#77 セガミンなど、筑波が好きなSTiLENiAメンバーも多く、今回多数のエントラントとなり、さながら2度目の開幕戦の様相を呈している。
熱戦を期待するかのように、頭上の太陽も容赦なくサーキットを照りつける。
MiTo-Rクラスは、ワンメイクレースさながらの身内バトル。#1 アゲマツ、#13 ぴたお、#39 ヒデヨシの誰が獲るのか?
AR-MiToクラスも#11 よしあき、#32 ぐっちー、今回スプリント初参戦となる#311 加藤たちのバトルも目が離せない。
MR300クラスにエントリーしていた#56 もみっぷは、直前で不参戦としメカに徹している。
SSTの飛雄、かつじぃ、あずぱーが集結しサポートに回る。

当日タイスケがそれぞれ10分ずつ繰り上げとなることがアナウンスされ、昼前から始まるプラクティス、予選、決勝と短期決戦に備え、各自準備に取り掛かる。

【様子見のプラクティス】

11:50から始まったプラクティス。
STiLENiA一番手は#1 アゲマツの1’11.135。
続いて久し振りにサーキットに舞い戻った#3 きむぅーがブランクを感じさせない走りで1’11.666のタイムを刻む。
#39 ヒデヨシ、#311 加藤と続く。
プラを見送った#13 ぴたお、1’13台で並んだ#607 セキジュン、#155 モリリンのTS対決など、続く予選が楽しみな結果となった。
盛り上げ隊長の#77 セガミンは自作のコンデンサから白煙を出し、計測できず。レースB・C予選までにリカバリーなるか。
【順調に終えた予選】
12:25 レースA予選、エントリー26台のうち、MiTo勢が10台、アバプン勢が11台と初戦同様、賑やかになっている。
STiLENiA予選トップを掴んだのは、わずか3Lapでファステスト1’10.896を叩き出した#1 アゲマツがポールポジションを掴む。
続いてプラを飛ばした#13 ぴたおが1’11.658で総合3位/クラス2位、#39 ヒデヨシ1’11.822で総合4位/クラス3位、とアゲマツをロックオンする。

#155 モリリンも久し振りの参戦にも関わらず、総合7位 1’12.121、#607 セキジュンが1’12.595で総合8位とTSコンビの2人が続く。

 

#311 加藤は、1’12.986で総合10位/クラス3位。

 

#11 よしあきは、愛機GT 3.2V6と小排気量ターボのMiToとの特性にもがき、総合15位/クラス5位と下位に沈む。決勝での巻き返しを誓う。

 

#32 ぐっちーがマシントラブルでリタイアとなっている。(後日のチェックでO2センサーの接触不良と大事に至らず何よりだった。)
レースB・C予選は、エントリー15台のうち、STiLENiAからは3台が参戦。
STiLENiAトップは#22 長老猪股。V6を軽やかに操り、1’08.216。SR2のライバル、#17 おの金選手を抑え総合5位/クラス1位。
#3 きむぅーは1’09.754で総合10位につけた。
#77 セガミンが、1’10.176で11位と続く。
【先頭はGTA勢、後方はプントチキチキ】
13:28、レースA決勝。
スタートダッシュを鮮やかに決めた#13 ぴたおが1コーナーをアウトから#1 アゲマツの前を取る。上松の後方にはテールトゥノーズで#39 ヒデヨシがぴったりと貼りついている。S字から1ヘアをMiTo勢が次々と雪崩れ込んでくる。
1ヘアを抜けていった順位は、ぴたお、ヒデヨシ、アゲマツ。
アゲマツ曰く「先に行かせてあげた」らしいが、この差配が吉と出るか凶と出るか。
TOP3の順位の変動なく最終Lapまでもつれ込む。
2ヘアで強引にアゲマツがヒデヨシをオーバーテイクするも、ぴたおまでは捉えきれなかった。
ぴたおは10年目にして初めての総合優勝と、喜びもひとしお。
#13 ぴたお 総合1位/クラス1位(Best 1’11.784)。
#1 アゲマツ 総合2位/クラス2位(Best 1’11.761)。
#39 ヒデヨシ 総合3位/クラス3位(Best 1’11.808)。
#155 モリリンと#607 セキジュンも1ヘアをサイドバイサイドで攻防している。
後方からは畑自ワンメイクともいえる11台のアバプン勢がチキチキマシンレースを展開。
#607 セキジュンは、モリリンを抑えるとターボ勢のMiToを追い回し、1ランクアップの総合7位/クラス1位(Best 1’12.456)。
#155 モリリンは、1ランクダウンなるもアルチャレを存分に楽しんだ。総合8位/クラス1位(Best 1’13.046)。
アルチャレ初参戦となった#311 加藤も2人に続きゴール。楽しんだ。総合9位/クラス3位(Best 1’13.083)。
#11 よしあきは、3ランクアップしMiToを乗りこなした。総合15位/クラス5位(Best 1’15.204)。
【ブランクを取り返す!】
レースB・C決勝。
シグナルスタートから、各マシン一斉にエグゾーストを響かせて1コーナーを回り、S字へ続く緩やかな下り勾配を駆け抜ける。
ポールポジションのSRドライバー、#62 猫さんこと斎藤選手が、抜群のスタートダッシュでレースを引っ張る。
中団では続々と各マシンが雪崩れ込んでくる。
#22 長老も大排気量3.2LのGTAや小排気量ターボのMiToに揉まれながらも得意の筑波で躍動した。
#22 猪股 総合5位/クラス2位(Best 1’08.584)。
#3 きむぅーも終盤から調子を上げてブランクを取り戻すかのような追い上げを見せた。
#3 きむぅー 総合6位/クラス2位(Best 1’08.480)。
プラでマシントラブルからリカバリーした#77 セガミンも予選11位から、2ランクアップの9位と決勝も絶好調のエンジンフィールを楽しんだ。
#77 セガミン 総合9位/クラス2位(Best 1’10.024)。
ぴたお監督が初の総合優勝を飾り、身内バトルも2連勝とした。
また久し振りにまたレースに戻ってきたメンバーも多く、素敵なことだと感じた。
これからもそれぞれのタイミングでレースと関わって欲しいと切に願う。
いつでも心が帰る場所があり、待っているのだから。
【ARCA レースresult】
レースA予選順位
レースA決勝result
レースB・C予選順位 
次戦、関東Rd.5は10/22、FSWにて開催。
最終ポイントを巡る熾烈な戦いのドラマに注目だ。

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