埼玉県川口市のイタリア車専門店 ースティーレー

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Race Reportレースリポート

 Alfa Romeo Challenge 2018 Kanto Rd.4 in FSW

『継続』

 
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STiLENiA DRIVERS LINEUP
[SR]No.11 上松淳一
[SR2]No.13 高梨宏幸 No.22 猪股義周
[MR300]No.88 高山雅人
[AR300]No.30 伊藤由明
 
[AR150-4]No.607 関山淳
 
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爽やかな秋晴れが広がるFSW。
2018シーズンも次月岡山での最終戦を残すのみとなり、FSWのRd.は今シーズン最後となる。
年末の統一戦に向け、最後の試金石となる。
 
STiLENiAからは、6台のエントラント。
レースAは、AR150-4 #607 セキジュン唯一人。
プラ前には、同じレースAクラスの盟友、モリリンもサポートに駆け付ける。
レースB・Cクラスは、今年も精力的に参加しているMR300クラス #88 高山。
AR300クラス #30 よしあき。
SR2クラスは、 #13 ぴたおと、#22 “長老”猪股。
SRクラス #11 アゲマツ。
前回Rd.もエントラントが少なかったが、それぞれの走りに目が離せない。
11:38から始まったレースA予選。
16台スタート(17台エントラント)の内、STiLENiA唯一人の、#607 セキジュン。2’17.617で総合13位/クラス2位。
続いて、11:54からレースB・C予選。
21台のエントラントの内、出走は20台となった。
#11 アゲマツが、僅か4LAPで1’57.741を叩き出しPP獲得。終わったタイヤでこのタイム。決勝はピンタイヤ投入を決める。
#88高山は、2’03.227で、総合9位/クラス2位。
#30 よしあきは、2’06.257で、総合12位/クラス1位と好位置に着ける。
#13 ぴたおは、2’08.258で、総合16位/クラス2位。
#22 猪股は、2’10.487で、総合19位/クラス4位。SR2クラス、#10 大蔵選手は総合10位と飛び抜けたが、#17 おの金選手は17位と、決勝での接戦が予想される。
 
13:30 レースA決勝。
PPのG-techアバルト500が車重の軽さを生かして抜群のスタートダッシュを決める。
続いて各マシンが1コーナーに雪崩れ込んでくる。#607 セキジュンは、その混戦を避けるように、アウトで抜けていく。
同じクラスのAlfa GT2.0を追い掛けるが、間の147赤黒と赤156に行手を阻まれ、思うようにランクアップ出来ない。終盤以降は、更に頭一つ落ち、接近戦もなくひとり旅で終えた。
#607 セキジュン 2’17.607↗︎ 決勝総合13位/クラス2位。
13:58 レースB・C決勝。
PPの#11 アゲマツがスタートダッシュを決めるも、#47 PAZZO 4Cスパイダー、2台のAudiも会心のスタートダッシュを決める。
4ワイドに並びながら1コーナーに飛び込んでいく。
一番大枠から捲くるアゲマツ。コーナー出口で2位に浮上するも、マシントラブルによりスタート出来なかったマシンがいたため赤旗、5LAPでのリスタートとなる。
相変わらず、抜群のスタートを切り飛び抜けて行く4Cスパイダー。
2位通過しようと、アウトからインに捲くる瞬間、一瞬の出来事だった。
Audi TTSと右リアホイールが僅かに接触。
ハーフスピン!!!
1コーナーで立ち往生している間に、後続マシンが次々とアゲマツを躱して先を行く。
全マシン通過後、向きを変えコースへと復帰する。
ホイールをヒットし、アライメントが狂う。
ハンドルがセンターを向いていない。
コーナー入口では進入角が定まらず、出口ではリアがちゃんと向いてくれない。
リアのトーが完全に狂っていた。
その状態でもそれを加味し、1つでも順位を上げるべく果敢に攻めていく。
2周目には最下位から中盤まで盛り返し、1コーナーでは、#88 高山、#13 ぴたおを捉える。
遅れて先頭集団が雪崩れ込んで行くが、アゲマツは3周目の1コーナーで、#30 よしあきを捉える。
4周目のダンロップでは、3位のBMW M3の眼下に迫る。このLAPでは渾身のファステストラップを刻んでみせた。
結果、総合4位まで順位を取り戻す。何とか完走を果たしクラス1位。
#11 アゲマツ 1’57.057↗︎ 決勝総合4位/クラス1位。
中盤では#30 よしあきと#88 高山、#13 ぴたおと#17 おの金選手がしのぎを削るバトルを展開している。それぞれ、#30 よしあきと#13 ぴたおが、接戦を制した。
#30 よしあき 2’05.325↗︎ 決勝総合8位/クラス1位
#88 高山 2’04.081↘︎ 決勝総合9位/クラス1位
#13 ぴたお 2’07.016↗︎ 決勝総合13位/クラス2位
“長老”は予選、決勝共に下位に沈んだレースとなった。
#22 猪股 2’10.067↗︎ 決勝総合16位/クラス4位
全体的にもエントラントの少なかった今レース。
アライメントが狂ったマシンでも怒涛の追い上げを魅せたアゲマツのドライビングテクニックに感嘆させられた。
次戦も筋書きのないドラマに魅了されたい。
【ARCA レースresult】
次戦はいよいよ最終戦。
全国から猛者が集う統一戦は12/24(月祝)FSWで開催。

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