埼玉県川口市のイタリア車専門店 ースティーレー

  • 株式会社 Stile(スティーレ)
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Event Reportイベントリポート

EVENT REPORT

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春一番が吹き荒れた週末。2月14日スティーレ走行会が開催された。バレンタインデーにもかかわららず、ドライビングプレジャーを求めて60台近くの蛇や蠍がここ日光サーキットに集結した。

今回は、ドリフト国産車の聖地でもある日光サーキットを終日貸し切ってのイタリア車占有による走行会というスティーレ初めての試みである。
貸し切りとすることで、「同乗走行によるドライビングレッスン」「STiLENiAによるサーキットタクシー」「装具無しのサーキットラン」など、上松がこれまで思い描いていた「サーキットをより身近に」というプランを具現化し、豊富なメニューを用意出来た。

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またTHREE HUNDREDとの共催で"AlfaRomeo"と"ABARTH"の競演も実現した。共にサーキットのステージが似合うクルマだけにヘビとサソリでパドックを埋め尽くす様は、イタリア車好きには堪らない光景となった。

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ツーリングも兼ねた東京組の集合場所である夜明け過ぎの蓮田SA。エントラントの準備は万端だが肝心の天気はというと、予報とは裏腹に小雨混じりの肌寒い気温。空には厚く雨雲がのしかかる。日光サーキットに到着してもエントラントの期待をよそに路面はウェット状態。

しかし、そんな心配は御無用とばかりに、上松による全体ドラミでは、「今日は皆さんにサーキットを丸一日楽しんで貰う為に、天候もウェットとドライの2本立てをご用意致しました。午後は晴れます!」これには一同、ドッと笑いが起きる。この男、雨雲の下に居るのにもかかわらず、「晴れる!」と言い切ってしまった。上松が言うと、そうなる予感があるから何とも頼もしい。盛り沢山なイベント内容で、タイスケも必然的にタイトとなるため、エントラントも雨に構う余裕も無く慌ただしく各自、走行準備に取り掛かる。期待と興奮。サーキットが段々とエントラントの熱気に包まれていく。

走行枠は1回目が9:00〜開始。スポーツ走行クラスは15分×4本の内容。最後は"AlfaRomeo"と"ABARTH"、それぞれに行われる模擬レース3本で締める。

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*同乗走行レッスンは飛雄プロとチャンプ上松が担当。

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*サーキットタクシーには順番待ちの行列が出来る程の人気に。

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*装具無しの体験走行では、親子でサーキットランを楽しむ姿も。

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*江古田のフレンチ、ラ・リオン佐藤シェフからは、バレンタインに因んで濃厚チーズタルトの差し入れが。

*肉menセガミンからも迷えるサーキット男子達へ甘いチョコレートをお土産に戴く。

 

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*参加者全員に、可愛いあずお手製のキーホルダーのプレゼント。いつもありがとう!

 

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何ともスティーレらしいほっこりするいつもながらの走行会風景に、走り終えたエントラントも待ち時間のパドックでは自然と笑みがこぼれる。

午前中は降ったり止んだりのコンディションが、上松の切った啖呵(たんか)に呼応するように、午後から次第に晴れ間に変わっていく。

昼下がりには半袖で気持ち良いぐらいの汗ばむ陽気となった。上松の言った通り本当にウェットとドライ2本立てとなり、エントラントも路面の感触を楽しむかのようにドライを楽しんでいる。

レッスンや合間のアドバイスを通じ、各自がタイムアップやレベルアップ談義に沸く中、いよいよ最後の模擬レース。

模擬レース1は、アルチャレMR300クラスのトップランカーの古谷さんに、マチャアキ操るホンダCityが追い回す展開。途中まで、おのきんさん145との三つ巴バトルはスリリング&エキサイティングな展開で、SARの実況も熱が入った。後半失速した145に代わり、タモツGTが3位と大健闘。最後はマチャアキシティーの猛追をかわして、147GTA古谷さんがポールトゥウィン!

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STiLENiAによる模擬レース2では、SRクラスハンデでリバースグリッドに着いた2台、西澤と上松がスタート直後から、力量も排気量差も関係なく、前方を走る2L勢に見せ場も作らない怒涛の猛プッシュ!既に1周目の4コーナー目にはトップを走るTobby 黄MiToの後ろにSR2台が迫る。飛雄も終盤まで1位を死守するも、レース終盤、5〜6コーナーで上松、そして3位を走っていた西澤の2台にとうとうさされる。上松がえげつない走りで黄MiToを仕留めて"優勝"という勝ちっぷりに、実況のSARも「アゲマツ~、"代表"なのに大人気ない〜!!!」と茶化し、会場も拍手喝采!!当の上松も「レースやるからには負けたくないもん!」と意に介さない。いかにもSTiLENiAらしい模擬レースとなった。

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"ABARTH"による模擬レース3にも、スティーレデモカーのABARTH 500に乗り換え、上松が参戦。全くタフだ。THREE HUNDRED代表山ちゃんと共に後方グリッドに着くも、こちらもスタート直後から代表2人による遠慮のないオーバーテイクショーで序盤からトップを争い、事実上の一騎討ち。最後は山ちゃんが逃げ切り優勝。ABARTHオンリーによるレースで上松を抑え、面目躍如となった。

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最後の挨拶でも上松、山ちゃんの2人して悪びれることなく、「イベントは、自分たちが楽しんでこそ盛り上がる」と口を揃えた。最後までエントラントも大爆笑して無事に全日程を終えた。

参加者同士、あちこちで攻略談義に花を咲かせ、その楽しい輪がいくつも咲き乱れる花の様に、パドックのあちこちに咲いていた。

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「モータースポーツをもっと身近に」

エントラントの何とも言えない高揚感と充実感に満ちた満足気な表情を眺めていると、スティーレが目指してきた方向性が着実に実を結び、花開いていてきているようだ。
サーキットを舞台に、垣根を越えて純粋に走ることを楽しむ人たちが集い、切磋琢磨し合う姿は美しくあり、逞(たくま)しくもある。

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参加したエントラントからは、早くも次回の走行会を希望する声もあったほど、盛況の内に幕を閉じた今回の走行会。次回も皆さんの期待値以上の企画を用意してお待ちしているので、ぜひまた皆さん一緒に楽しみましょう!

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