曰く「初めてalfa145に乗った時のワクワク感を思い出しちゃったんだよね」だそう。
 

ABARTH 500 SPEC
寸法・重量 全長(mm):3,655 全幅(mm):1,625 全高(mm):1,515
ホイールベース(mm):2,300 トレッド 前/後(mm):1,415 / 1,410
車両重量(kg):1,110 乗車定員(名):4
エンジン 型式:312A1 種類:直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ
総排気量(cc) 1,368
最高出力〈kW(ps)/rpm〉 [EEC] 99 (135)/5,500
最大トルク〈Nm(kgm)/rpm〉 [EEC] 180 (18.4) / 4,500 SPORTスイッチ使用時 206 (21.0) / 3,000
駆動方式/トランスミッション形式 FF/5速マニュアル
サスペンション マクファーソンストラット(スタビライザー付) 後:トーションビーム(スタビライザー付)
主ブレーキ 前:ベンチレーテッド ディスク 後:ディスク
タイヤサイズ 195 / 45R16

 

 

開発の軌跡

【Ver.1 TUNING SPEC】

●駆動系:デフ(社外) ●タイヤ:POTENZA RE-71R ●TUNING-ECU
●吸気:BMC-OTA ●ブレーキ:パッド(Stileオリジナル)

開発用に手に入れた車両にはすでに社外製のデフとチューニングECUがインストールされていました。ブースト制御の荒さは後の課題として、現状この小柄なボディを引っ張るパワーとしては充分と判断しハンドリングとダンピングにアゲマツは注目。日々の足としてはもちろんですが、高速巡行、ワインディングでのスポーツドライビングとテスト域を広げていきました。

目指すところは、このクルマの軽さとディメンションを活かした『Sport Street Style』と言ったところでしょうか。
vol.1は遠征したお気に入りのワインディングで、フットワーク評価に重点をおいたテストです。
そして課題も美点も見えてきました。

 

BMC-OTA

Stileオリジナルブレーキパット

 

【Ver.2 TUNING SPEC】

●ショックアブソーバー:SPIRIT RACING Stileオリジナルスペック
●スプリング:HAL SPRING F/6kg/mm R/バリアブルレート3〜5kg/mm
●ホイル:Stileオリジナル アバルト用レイズ製 CE28 16inch 7.5J
●タイヤ:POTENZA RE-71R 225/45-16 ●シート:BRIDE ローマックス セミバケット
●ステアリング:スパルコ ●ECU:StileオリジナルTUNING-ECU ●ブレーキバッド:Stileオリジナルスポーツパッド
●吸気:OTAワイパーカバーダイレクト吸気加工 ●冷却用フォグ穴加工 ●駆動系:デフ(社外)

『Sport Street Style』と銘打って開発をしてきたStile ABARTH 500。
vol.1でお伝えしたこのクルマの課題を解決すべく開発&テストを繰り返してきました。
そもそも吊るしの状態でFUN to DRIVEなABARTH 500ですが、僕らが注目したのはリアサスペンションからくる突き上げ感、そして不整路で頻発するピッチング方向の揺れ。アゲマツはこれを長年レースで培った自身のノウハウからショックアブソーバーで解決すべく取り込みます。盟友とも言える『SPIRIT』さんにオリジナル車高調の開発を依頼、「これでドンピシャなハズ」な減衰特性を出してもらいテストへ。

が、そこは予想通り?な困難の連続でした。しかし、とうとう、ついに、見えてきました。

 

HAL SPRING

SPIRIT RACING SHOCKS

チューニングECU

 

【CIRCUIT TEST】

●ショックアブソーバー:SPIRIT RACING Stileオリジナルスペック
●スプリング:HAL SPRING F/6kg/mm R/バリアブルレート3〜5kg/mm
●ホイル:Stileオリジナル アバルト用レイズ製 CE28 16inch 7.5J
●タイヤ:POTENZA RE-71R 225/45-16 ●シート:BRIDE ローマックス セミバケット
●ステアリング:スパルコ ●ECU:StileオリジナルTUNING-ECU ●ブレーキバッド:Stileオリジナルスポーツパッド
●吸気:OTAワイパーカバーダイレクト吸気加工 ●冷却用フォグ穴加工 ●駆動系:デフ(社外)

『HAL SPRING』さんの協力のもと前後重量バランス・サスペンション形状等車両の特性を解析、理想とするオリジナルスプリングを開発「クルマを見てバネを決める」ことでひとつ、大きな山を越えたアゲマツ。ノウハウの生きるショックの開発は相乗的に進み、思い描いていた乗り心地そして操縦性に限りなく近づくことができました。

足元にはStileオリジナル16inchをおごり、225/45のRE-71Rがストリートでの快適性に磨きをかけてくれます。

制御を見つめ直しつつピックアップにも注力したオリジナルECUと、夏場のパワーダウンに熱対策を施しStile ABARTH500 PROJECTによるファーストスペックデモカーは完成を見ることになりました。

さて、やはりそこはアゲマツ。ストリートでご機嫌なこのABARTH500をサーキットに持ち込むようです。「これだけイイクルマできたんだもの、サーキットでもタイム出なきゃウソでしょ!」とか。

 

レイズCE28 16-7.5J

POTENZA RE-71R

BRIDEローマックスセミバケット

 

こうして日の目を見ることができた「Stile ABARTH 500 PROJECT」ですが、このファーストスペックデモカー『STAB500f』と名付けられ、Stileも参戦するアルファロメオチャレンジを戦うオーナー様の元へ旅立って行きました。活躍の場はストレートからサーキットに。奇しくも40数年前のABARTHと同じく格上、2倍以上の排気量を持つライバル達を相手に戦う運命を背負うことになったのです。

新たな命題は『ABARTH 500 RACING SPEC』。すでに新たな進化を始めています。

 

その物語はコチラから。

 

ABARTH 500 RACING SPECIFICATION

Back to TOP